人間ドックなどで発見される女性のがんで、一番多いのが乳がんです。30人に1人以上が乳がんともいわれ、今後も増加が懸念されています。30歳を過ぎたら定期的な検診を受け、月に一度の自己診断を習慣づけましょう。
当診療所のマンモグラフィ(乳房X線撮影)検診車では超音波検査も実施できる為、マンモグラフィ不適の場合でもその場で超音波検査を実施することができます。また、マンモグラフィ検査と超音波検査の併用も可能です。
マンモグラフィ検診
乳房X線撮影装置のことを「マンモグラフィ」と呼んでいます。乳房をプラスチックの板にはさんで撮影するもので、乳房を押して平らにし、できるだけ均等にすることにより、がんを発見しやすい写真が撮れます。マンモグラフィは早期乳癌の発見に威力があり、視触診ではわからないごく早期の小さなしこりも撮影できます。また、再現性のある検査であるため、前回の検査と比較することもできたり、いつでもどこでも誰でも診ることができるため、検診に適しているといわれています。
乳房超音波検査
乳房にゼリー状の液体を塗り、超音波を出す器具をあてて、反射してくる様子を画像に映し出してみるものです。加齢とともに乳腺は萎縮して徐々に脂肪組織におきかわります。超音波検査は乳腺の発達した40歳ぐらいまでの若い女性や妊娠中、授乳中の女性にもお勧めできる検査です。
数ミリの触診ではわかりにくいしこりやしこり以外の病変もみつけることができます。マンモグラフィで診断が難しい方・若い方・授乳中の方など良好な撮影が出来ない方や頻回に検査をする必要のある方はマンモグラフィより超音波が適しています。
※ 血縁に乳がんの人がいる
※ 太っている
※ 初経が早い
※ 高齢出産をしている
※ セックスの経験が少ない
※ 55歳過ぎて閉経
※ 授乳、または出産の経験がない
※ 乳腺の病気の経験がある。
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